某SIerで働くSEがFI(Financial Independence)を目指していく過程のブログです。
巷ではFIREが流行ってますが仕事を辞めてもしたいことはないので、いつでも楽な方向に流れていけるようにFIを目指しています。
2017年 株式投資の始まり
すべてはここから始まりました。給料が少なく、奨学金の返済もあるなかで手っ取り早くお金を増やすために始めた株式投資。説明書も読まずとりあえずやってみる性格なので、なけなしの30万を入金し始めました。
指値と成行の違いもわからず、とりあえず成行で発注するなど自分の大切なお金を扱うには適当なやりかたでしたが、ビギナーズラックでS高に遭遇し、10万くらい増えました。
調子に乗って信用口座も開設したのですが、これが失敗でした。
2018年 VIXショックで元本割れ
短期売買を繰り返していたもののお金はたいして増えず、少しずつ減っていきました。当時は適当に上がりそうに感じたところにポジションを取っていたので増えるはずもなく、損失が積みあがっていきました。
それでも適当にポジションを取っていたところにやってきたのがVIXショック。2018年10月に日経平均が1000円近く下落しました。レバレッジがかかっていた私のポジションも大ダメージです。朝一で決済しましたが、かなりの損失でした。
そこからは気分が滅入ってしまい、しばらく株価を眺めるだけの日々となりました。
初心者がレバレッジを掛けるもんじゃないですね。ここから真面目に投資について考えるようになります。
2020年 コロナの中投資信託の買い付けを開始
2020年のコロナの大暴落の中、少し持ち直してきたところで投資信託の買い付けを始めました。
話題の「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」ですね。特定口座で毎月3万円買い付けていたのですが、評価額は倍近くになりました。現在は新NISAで「三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を買い付けていますが、今現金が必要なわけでもないので、どこまで増えるか特定口座の方も行く末を見守っていこうと思います。
2023年 高配当株にシフト
キャピタルゲインを狙ったトレードはうまく行かないことを身をもって学んだので高配当株にシフトし、日々の値動きで一喜一憂せず、淡々と狙った株価になったら購入するようになりました。
高配当株を選んだ理由としては以下の2点が大きな理由です。
- リターンの予想がしやすい
- 資産の取り崩しが不要
順番に説明していきます。
リターンの予想がしやすい
高配当株の利点として、大きな業績悪化がない限りは期初の予想配当が株主に還元されます。
そのため年間の収支にある程度予想を立てることができます。
FI(経済的自立)を目指す中でリターンの予想がある程度つくことは重要になります。日々トレードで資金を用意するとなると、相場から離れることができませんからね。また運用成績によっては労働を余儀なくされる可能性もあります。
高配当株でも世界的な不況の場合はどうなるかわからない部分はありますが、キャピタルゲインで資産を増やすよりは予想が立てやすいため私にとっては魅力的です。
資産の取り崩しが不要
インデックス投資の場合は基本的に必要な場合に資産の売却が必要になりますが、高配当株は企業が決まったタイミングで配当を出してくれるので資産の取り崩しが不要となります。
高配当株は配当金に20%の税金がかかるので再投資を行う場合はインデックス投資よりも資金効率が悪いのは事実でしょう。ただ、何年も買い続けたインデックス投資を老後に切り崩していくことができるのか、と問われると私はあまり自身がありません。
インデックス投資の出口戦略として、4%ルールがあります。インデックス投資の4%を切り崩し続ければ元本を毀損しないというものです。
理論上はそうなのでしょうか、私も人間です。相場の変動で含み益の上下は当然ありますし、相場が悪い時にインデックス投資で積み上げた資産を売ることができるでしょうか。
おそらく不安や焦りで正しい判断ができないと思います。
なので、自動でお金が振り込まれる高配当株をメインにしつつ、インデックス投資をサブで行っていく方針としました。
投資方針について
私の投資方針は大きく2点です。
- 高配当株が狙った株価以下になったら淡々と購入
- 毎月のインデックス投資で資産を増やす
高配当株は単純な個別株投資と同じでタイミングが重要になってきます。
株価が高ければ高配当株にならないですからね。配当に今後も期待が持てる銘柄があればリストに加えアラートを設定し、狙った株価になるまで座して待ちます。
狙った株価になったらあとはひたすらナンピンです。
座して待っている間は特にすることもないので、毎月の給料から一部はインデックス投資に割り当て、少しずつ積み立ても行っていきます。新NISAの積み立て枠上限の600万までは毎月積み立てようと思ってます。
目標配当額
人間の欲も無限大なので1000万あれば次は2000万、5000万、1億と目標もどんどん遠ざかっていくと思います。
最終的な目標は年間配当税引き後240万とし、新卒サラリーマン程度の収入を目標としています。
当面は毎月の家賃が払える程度の年間配当税引き後120万を目標に日々積み上げていこうと思っていますので、その過程を発信していきます。