高配当株への投資方針

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私の投資方針としてはインカムゲインを少しずつ積み上げていく高配当株投資とインデックスを毎月買い付けるインデックス投資の二刀流で行っています。

その中で高配当株への投資方針について少し語っていこうと思います。

目標の利回りまで座して待つ

高配当株なので配当利回りが高いことが前提かと思います。

なので、基本的には目標の配当利回りまで下落するのを座して待つスタイルとなります。

利回りの基準としては4~5%くらいのところを目標に待つことが多いです。4%台までくると下げ幅が落ち着いてきて、5%になるとリバウンドすることが多いというのが私の体感です。

なので4%台で買い始め、ひたすらナンピンしていきます。

だらだら下げていく中、ナンピンしていくスタイルなので2024年8月6日の歴史的暴落では買いに向かえませんでした。ここは反省点です。やはり暴落の時はひるんでしまいますね。

まさか1日で4500円も日経平均が下がると思いませんでした。監視銘柄は軒並みアラートが鳴っていましたが買いには向かえず、機会損失となりました。実体経済に影響のない下げは買いですね。反省です。

増配傾向であること

増配傾向であることも投資対象として重要です。仮に高配当銘柄でも過去5年配当が横ばいとなると、今後の配当増額は期待できず、株数を増やすか新たな銘柄を購入するしか配当の総額を増やすことができません。

そうなると種銭を増やし続ける必要があります。

しかし、増配傾向の銘柄であれば取得単価に対しての利回りは年々上昇し、インカムゲインを徐々に増やしてくれます。また、増配が発表された場合は株価の上昇も見込まれ、キャピタルゲインも狙うことが可能になります。

そういった銘柄に投資してくことで資産の増加を加速させていきます。

ただ、最近は市況状況もよく、そういった銘柄の株価はなかなか下がらないのが難点ではあります。

市況全体の暴落時や、一時的な業績悪化で売り込まれたタイミングで買わないといけないのでタイミングが無図解委ですね。

業績・財務内容に問題がないこと

高配当株といっても本業があまりうまく行ってない場合は配当性向が徐々に高くなり、減配といったことが起こる可能性があります。

高配当株投資において減配は最も避けたいところになるので業績と財務内容に問題がないことは重要な点になります。

私が主に確認しているのは以下の3点です。

  • 営業利益が減少していない
  • 営業キャッシュフローがプラス
  • 配当性向が60%以下

営業利益が減少していない

本業の儲けは配当の原資となります。営業利益が減少していないということは重要です。

業績が悪化して高配当になっているパターンで売上、営業利益が減少している銘柄は多いです。こういったところを買うと減配、株価暴落のダブルパンチを食らうハメになるので避けたいところですね。

営業キャッシュフローがプラス

本業の儲けを表す営業キャッシュフローですが、こちらもプラスが望ましいです。

営業キャッシュフローがマイナスが続いている場合は資金繰りに難がある可能性が高く、いずれ決算で何らかの下方修正や減損などの発表がある可能性が高いです。

営業キャッシュフローは四半期の決算単身で確認できるので確認していきましょう。

引用:トヨタ自動車 2025年3月期 第1四半期決算情報(2024年8月1日)

配当性向が60%以下

配当性向は利益に対してどれだけの割合を配当に出しているかをあらわしたものになります。

あまりに配当性向が高いと増配余地がなくなり、本業が少し調子が悪くなると減配せざるをえなくなります。

中には配当性向が100%を超えていても配当を出す企業もありますが、一時的な措置で長く続けられるものではありません。増配傾向で配当性向が低い企業が望ましいですね。

配当性向60%は私の個人的な上限ですが、個人的には配当性向が30%前後で、毎年少しずつ増収増益している企業は安定感があり好みです。

座して待つスタイルなので、良さそうな銘柄を見つけても買うタイミングがなかなかないここ最近です。

個人投資家の強みである時間を活かして長い目で見ていきたいと思います。

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